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2017年9月11日
当整体院豆知識✨不妊のリスクが高まる〇〇〇異常の改善方法とは!?
おはようございますH&Bカイロスタジオの南です。
今日は「不妊のリスクが高まる〇〇〇異常の改善方法とは!?」についてお話ししたいと思います。
答えは・・・・当院でも多い甲状腺異常です。
甲状腺機能低下症(クレチン病)
甲状腺ホルモンの産生、分泌、バランスが作用が低下した状態をいいます。
甲状腺から分泌される甲状腺ホルモンは、代謝に関係するため、分泌量の異常な増減は、身体全体に影響してしまうのです。
ほとんどが橋本病と呼ばれる慢性甲状腺炎であり、40~50歳代の女性に多いです。橋本病は自己抗体による自己免疫疾患である甲状腺が腫れてくるだけで、あまり症状は見られないことが多いですが、進行すると記憶力低下、うつ、無気力、居眠りが出たり、便秘や食欲低下、体重増加などがあらわれます。脂質異常症を合併しやすいです。
では、それがどう不妊につながるのでしょうか? やはりホルモンバランスの異常によります。
なぜなら、排卵や月経といった妊娠にとって重要な働きも、ホルモンによって調節されているからです。
つまり、甲状腺機能の異常による全身のホルモンバランスの異常が、月経周期などのホルモンバランスの異常につながり、不妊となってしまうのです。しかし甲状腺の異常でも元気な赤ちゃんを授かる方もいらっしゃいます。
食事と対策
①効果的な栄養素、食品
- 主食は未精白穀物にします。(玄米や分づき米、全粒粉で作ったパンや麺類、そば)。代謝機能が低下するため、エネルギーを作るのに必要なビタミンB群(ビタミンB1、B2、B6、ナイアシンなど)、ミネラルを、未精白穀物や大豆で効率よく補給します。(玄米、発酵食品、大豆)
- 甲状腺機能低下症の場合は、ヨードを豊富に含む食品を取るとよいのですが、ヨードの過剰摂取によっても低下症が起こる場合がありますので、医療機関の指示に従いましょう。(ヨードを多く含む食品:海藻類、昆布、寒天、昆布だし)
- 甲状腺を正常化させる亜鉛は、細胞の新生や体内の200以上の酵素の成分としても重要なのでしっかり取ります。(牡蠣、魚介類、アーモンド、納豆、玄米、発酵食品)
- 代謝を促進して体を活性化させる食品を取ります。(生姜、にんにく、山椒、ニラ)
- ビタミンAをしっかり取ります。(ぎんだら、やつめうなぎ、かぼちゃ、春菊、ほうれん草、小松菜、にんじん、あしたば、なずな、干し海苔)
②控えたい食品
- アブラナ科の野菜には、ゴイトロゲンと呼ばれる抗甲状腺物質が含まれているので、食べ過ぎに注意しましょう。(菜の花、京菜、青梗菜、ター菜、白菜、蕪、大根など)
- 食品添加物など、できるだけ化学物質を避ける食生活を心がけましょう。
- アルコール、カフェイン飲料、白砂糖は控えます。
③食べ方、生活習慣のポイント
- 便秘をしていたら改善をはかります。
- 肥満、脂質異常症、貧血などの合併症がある場合は、その食事療法をします。
- 過労を避け、精過労を避け、精神、身体の安静を図ります。
特にストレスや感情の抑圧や糖質過剰がかかわりますので
日々の生活を規則正しくおくりましょう。