« | ホーム | »

2023年8月3日

紫外線対策に摂りたい栄養素について

いつも閲覧ありがとうございます。

富山の整体院H&Bカイロスタジオの南です。

 

今回も皆さんのお困りの症状が少しでもよくなる情報や気付きを与えれるように発信していきたいと思います。

 

今回のテーマは

紫外線対策に摂りたい栄養素

 

 

 

身体の紫外線対策は内側からも

日差しが強く紫外線が気になる季節となりました。 夏の強い日差しによる皮膚の損傷を身体が修復しようとするため、 皮膚の修復に必要な栄養素を普段よりも多く消費します。このため 食事から必要な栄養素を摂り入れてサポートする事が大切です。 日焼け止めを塗ったり、帽子やサングラスを使用して外側から紫外 線対策をすることに加えて、不足しがちな栄養素を食事から摂り入 れるなど身体の内側からも皮膚を守るアプローチをしてみてはいか がでしょうか。

 

 

 

紫外線による健康影響

 

紫外線を浴びすぎると、皮膚の免疫力が低下し、身体を老化させる活性酸素が発生します。その活性 酸素により、皮膚細胞の遺伝子に傷をつけるなどの害が生じます。 具体的には以下のような病気を引き起こす可能性があります。 急性的に強い紫外線を浴びる・・・日焼け、紫外線角膜炎、免疫機能低下 慢性的に強い紫外線を浴びる・・・シミ、良性腫瘍、前がん、皮膚がん また、皮膚だけではなく目の病気である白内障や翼状片にも影響があるようです。

 

 

紫外線に当たった皮膚の状態

 

皮膚に強い紫外線が当たると細胞膜が損傷し、炎症を起こす様々な遺伝子が発現します。その遺伝子 に起因した多数の炎症を引き起こす因子が放出され、やけどのような状態になります。(水ぶくれが できるようなひどい日焼けの状態) また、メラミン色素を作る色素細胞(メラノサイト)が刺激されメラミンを大量に作り皮膚の色は黒 くなります。メラミン色素は紫外線をよく吸収するので次回の紫外線暴露に備えた防御機構です。 しかし、防御機構であるとしてもメラミン色素が蓄積されるとシミとなります。過剰な日焼けは皮膚 に余分な傷害を与えることになります。(肌が黒くなるような蓄積された日焼け)

 

抗酸化作用のある栄養素とその食材

 

活性酸素は体内で過剰になると細胞傷害を引き起こし、老化、癌、生活習慣病発症の関連が注目され ています。抗酸化作用とは活性酸素の産生を抑制したり、生じたダメージの修復・再生を促す働きの ことを言います。紫外線によって増えた活性酸素対策として、抗酸化作用のある栄養素についてお伝え します。

 

 

ビタミンE・・・肌のバリア機能を高めたり、血行促進効果による新陳代謝をを促す。  アーモンド、ナッツなど植物性の油、サーモン、うなぎなど

 

 

ビタミンA・・・肌の生まれ変わりを活発にしたり、皮膚や粘膜の潤いを保つ。  レバー、卵、緑黄色野菜など

 

 

 

 

ビタミンB郡・・・細胞の再生を促したり、ホルモンバランスを整える効果で肌の健康を維持する。 牛乳、乳製品、さば、かつお、豚肉、豚レバー、大豆製品

 

 

 

ビタミンC・・ビタミンE、Aの働きを助ける。体内の活性酸素を除去したり、コラーゲンの合成を助 ける役割があり、肌荒れの改善に必要。  柑橘類、キウイフルーツ、いちご、赤ピーマン、ブロッコリー、じゃがいも

 

 

 

カロテノイド類・・・活性酸素の発生を抑え取り除く作用を持つ。 緑黄色野菜、マンゴー、パパイヤ、柿、あんず、すいか、柑橘類、とうもろこし、えび、かに、いく ら、卵黄

 

 

番外編:紫外線に当たることにより皮膚で作られるビタミンDという栄養素は骨の形成に影響を及ぼ します。肌への紫外線をすべてシャットダウンしてしまうのはビタミンD不足を招き骨軟化症や骨粗鬆 症の原因にもなります。

このため最低限の必要な日光浴は必要です。両手の甲くらいの面積が夏場で1 0分程度、冬場で40分程度日光に当たるようにしましょう。

 

 

当院おすすめレシピ

TOP
HOME