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2024年2月3日
知っておくと安心!避難生活における健康被害
いつも閲覧ありがとうございます。
富山の整体院H&Bカイロスタジオの南です。
避難生活における健康被害
今回も皆さんのお困りの症状が少しでもよくなる情報や気付きを与えれるように発信していきたいと思います。
今回のテーマは
【知っておくと安心!避難生活における健康被害 】
防災マニュアルで確認することに繋がっていただけると幸いです。災害時には乳幼児や病気を持つ方、高齢者の方は備蓄して置かなければならないものが多くなります。
世の中にあふれる多くの情報の一部ではありますが、災害時にもできるだけ普段の生活に近い食事を食べることができるよう、健康を保って行けるよう考えていただき、実際の行動につなげていただければと思います。
- 高血圧
<原因>ストレスによる「災害高血圧」は発症しやすい。食事は加工食品が中心となり塩分が多く なりがちです。
<対策>カリウム(アーモンド、落花生、ゆであずき、バナナ、りんご、乾燥わかめ、芋類)を意識し て食べる。 水分をこまめに摂取する。水分を多く含む食材を食べる。
- 糖尿病
<原因>避難所での食事は菓子パン、惣菜パン、おにぎり、ジュースなど糖質の多い食品に偏りがち。 そういった食事を食べ続けることで高血糖や糖尿病になってしまうことも。
<対策>食物繊維(野菜、豆類、きのこ、海藻類)の多い食材のものから食べる。食物繊維の多い食 材がない場合にはたんぱく質(肉、魚、卵、大豆製品、乳製品)をしっかり食べることでも 炭水化物の単品食べよりも血糖値の上昇を抑えられる。食後に軽く運動をする。
- 便秘
<原因>水分不足や食物繊維や脂肪酸不足、周りを気にして我慢するなどして起こる便秘を「災害便 秘」といい、腸内環境の悪化により体調不良につながることも。
<対策>水分をこまめに飲む。海藻や果物やきのこ類に多い不溶性食物繊維を食べる。良質な油(魚 の缶詰やナッツ類、ココナッツオイル)を食べる。
- 感染症
<原因>外傷から引き起こされるものや、呼吸器感染によるもの、皮膚感染によるものなど多岐にわ たり引き起こされる可能性がある。
<対策>衛生管理をしっかりと行う。マスクをする。食事前やトイレの後など手洗いをしっかりと行う。ウイルス感染リスクを低減させるとされるビタミンD(干し椎茸、鮭フレーク、サンマ缶 詰)を含む食材を食べる。日光浴(夏場は10分程度、冬場は40分程度)をして体内でビタ ミンDを作る。
- 脱水
<原因>トイレに行く回数を減らすために水分を控える方も少なくないため脱水を引き起こす。また、 食欲低下により食事量が減ると脱水を引き起こす。
<対策>こまめに水分補給をする。特にこどもは水分の必要量が多いため要注意。時間を決めて喉が 渇く前に水分補給をする。糖分やカフェインを多く含む飲料は飲み過ぎに注意して控えめにする。
災害時に少量の身の回りのもので作れる料理法
レシピは袋を使ったパスタにしました。災害時には水は貴重なため洗い物を少なくする方法を考えます。袋を使っているためパスタを茹でた後の水も再利用でき貴重な水の消費を減らすことができます。シンプルで簡単なレシピにしていますが、実際には家に残っているさまざまな食材を入れて調理していただければ栄養価が高い食事となります。
食事の基本は、主食+主菜+副菜+汁物です。
3食食品群では赤(血や肉を作るもと)+黃(エネルギーのもと)+緑(体の調子を整える)この3つの色がそろっている食事が大切です。
災害時にも基本の食事が食べられるよう準備しておきましょう。
痛みや症状にお悩みでしたら生活習慣を見直し、それでも良くならないようでしたら当院までご相談、整体の施術をしに来て下さいね。
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