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2023年12月1日

お口の健康と身体の健康について

いつも閲覧ありがとうございます。

富山の整体院H&Bカイロスタジオの南です。

今回も皆さんのお困りの症状が少しでもよくなる情報や気付きを与えれるように発信していきたいと思います。

今回のテーマは

お口の健康と身体の健康について

 

 

お口の中の健康=全身の健康

歯の欠損や口周りの筋肉の低下はフレイル(加齢とともに心身の活力が低下し、複数の慢性疾患の併 存などの影響もあり、生活機能が障害され、心身の脆弱性が出現した状態)のリスクが高くなった り、歯周病にかかると糖尿病が悪化するなど、口腔機能(噛む、飲み込 む、話す、笑う、呼吸する)の状態と身体の健康状態が連動することが

あるのをご存知でしょうか。 日本の高齢者を対象に行われた調査では口腔機能が低下している人は、 低下していない人に比較して身体的フレイル、サルコペニア(筋肉が減 少し、筋力や身体機能が低下している状態)要介護状態、死亡の発生リ スクがそれぞれ2倍以上高いという報告があります。口腔機能を維持することは、全身の健康維持にもつながるため重要であ るといえます。




歯の残存数と栄養摂取状況の関係



通常、成人の歯の本数は28本~32本ですが、歯の本数が19本未満と少なくなるとたんぱく質や ナトリウム、ビタミンD、ビタミンB1、ビタミンB6、ナイアシン、パントテン酸の摂取量が低くなっ てしまったそうです。これらの栄養素は食品でいうと、肉や魚貝類、野菜や果物類に多く含まれてい るため、この食品の摂取量が不足してることになります。歯の本数が減ることにより食べにくい食品が あり、それが栄養素の不足につながることになります。 また、咀嚼(噛むこと)の機能を比較した研究では、咀嚼機能の低下のある人はたんぱく質、脂質、 鉄、ビタミンA、ビタミンCの栄養素の摂取量が低値であったとの報告があります。食品でいうと芋 類、緑黄色野菜、その他の野菜、海藻類、豆類、魚介類、肉類、種実類の摂取量が少なかったとのこ とになります。 こういった研究報告をみると歯の残存数の減少や咀嚼機能の低下により栄養の摂取状況が悪くなり、 全身の栄養状態が悪化することに繋がり、健康に影響が出てしまうということが危惧されます。




歯の健康のために必要な栄養素


■カルシウム・リン・・歯の材料となる。牛乳・乳製品・豆腐・小魚・小松菜・海藻 など
■たんぱく質・・・・・歯の基礎となる。肉・魚・卵・大豆製品・乳製品 など
■ビタミンA・・・・歯のエナメル質を作る。 緑黄色野菜・うなぎ・レバー・海藻 など 
■ビタミンC・・・・・歯の象牙質を作る。 キウイフルーツ・いちご・柑橘類・緑黄色野菜 など 
ビタミンD・・・・・カルシウムやリンなどのミネラルが歯に定着するのを助ける。 きのこ類・卵黄・魚 など

 

 

 

 

 

 

 

歯を守る食事のポイント

1,栄養素の不足が生じないように様々な食品を組み合わせて食べる。 生活習慣病予防と同様に様々な食材をバランスよく適量食べることが大切です。

2,食物繊維の多い野菜や肉、魚などの歯ごたえのある食物をよく噛んで食べる。 噛むことで唾液の分泌にも良い影響を与え口腔内の衛生にもつながり、顎の骨を丈夫にする作用があ ります。

3,だらだらと食べない。 朝昼夕の食事の他に間食を食べる習慣のある人は、時間を決めて食べることができるとよいでしょ う。口の中に糖質が滞在する時間が長くならないようにすることで虫歯の予防に繋がります。

4,キシリトールガムを活用する。 キシリトールは虫歯の増殖やプラークの形成を抑える作用があります。キシリトールが50%以上配合 されているガムやタブレットを毎食後に食べ、継続するとよいとされています。

 

 

生活習慣を見直し、それでも良くならないようでしたら当院までご相談、整体の施術をしに来て下さいね。

 

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